車載実績のあるEDLC設計技術と、車載モジュール設計技術の融合により、最適なソリューションを実現
自己診断機能(劣化・故障検知、セル過電圧保護など)を搭載し、ASIL対応
耐振動・防水仕様に対応可能
新着情報
- 2021-10-22 「電気二重層キャパシタ搭載バックアップ電源モジュールのご紹介」の動画を掲載しました。
- 2021-08-05 電気二重層キャパシタ搭載バックアップ電源モジュールを商品化しました。
電気二重層キャパシタ搭載バックアップ電源モジュールとは
自社設計の車載用高性能EDLCを搭載したバックアップ用電源です
電池に代わる、蓄電素子として車載用EDLC(Electrical Double Layer Capacitor)を使用し、EDLCセルのバランス制御や、充放電の制御、自己診断機能、通信機能等の機能を搭載しています。
車両のイグニッションONを確認後、EDLCの充電を開始します。またモジュール起動と同時にEDLCの状態と回路状態を自己診断します。車両のバッテリ電圧の降下を検知した場合、バックアップモードへ移行しシステムへの電力供給を開始します。
構造模式図
回路ブロック図
EDLC搭載による優位性
※バックアップ電源としてバッテリーを搭載した場合との比較
- 長寿命
独自技術の高信頼なセルの採用により、メンテナンスフリー設計が容易(期待寿命15年)
- 高信頼性
自己診断機能によりセル劣化を常時診断し、動作不良、機能停止を未然に防止
- 小型高出力
体積当たりの最大放電電流がバッテリーの4~50倍程度(EDLCセル)
- 優れた低温性能
-30℃でも常温時とほぼ同等の静電容量を維持
- 搭載自由度
クラッシャブルゾーン(トランクルームなど)への搭載が可能
使用用途
- 採用事例 ~ブレーキシステムのバックアップ電源~
電源失陥時のバックアップ電源として正常時と同等のブレーキ性能を維持し、安心安全なシステム構築へ貢献
電気二重層キャパシタ搭載バックアップ電源モジュールのご紹介
電気二重層キャパシタ搭載バックアップ電源モジュールとは、電池に代わる蓄電素子として、車載用EDLC(Electrical Double Layer Capacitor)を使用したバックアップ用電源です。
この動画では、電気二重層キャパシタ搭載バックアップ電源モジュールによる、自動車のブレーキバックアップのデモイメージをご紹介します。
- アプリケーション
電源失陥時のバックアップ電源として、安心安全なシステム構築へ貢献
製品仕様
製品仕様 (代表品番:EUDCB07)
外観 | |
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寸法 (mm) | 142.0×115.5×31.0 |
重量 (g) | 400 |
EDLCセル仕様 | ø18mm, L70mm 5S1P |
動作温度範囲 (℃) | -30~70 (Cabin or Trunk room) |
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保管温度範囲 (℃) | -40~85 |
動作電圧範囲 (V) | 9~16 |
入力電圧の閾値 (V) (バックアップ時) |
11.0~11.7 |
入力電圧の閾値 (V) (通常時) |
11.9~12.5 |
充電電流 (A) (充電開始時) |
1.8, 3.6 (two step) |
充電電流 (mA) (安定時) |
250 以下 (入力電圧=13V, Ta=25˚C) |
* お客様のご要望に応じてカスタム対応も可能