車載用パワーインダクタ

拡大
小型化、大電流対応で、ECUの電源回路の省スペース化に貢献
低損失で電源の高効率化が可能で、ECUの増加や制御数の増加への対応に貢献、熱などの回路設計が容易
金属磁性材による一体構造により、高信頼性の回路設計が容易
優れた耐熱性、耐振動性により、ECUの厳しい環境下に最適
・耐熱性:150℃/2000h
・耐振動性:5Hz~2kHz/30G

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PANASONIC DEVICE NEWS

製品特長

1.小型化、大電流対応で、ECUの電源回路の省スペース化に貢献
(フェライトタイプ比 30-50%小型化可能)

PCC_エネルギーと体積の関係

PCC_エネルギーと体積の関係のグラフ

PCC_インダクタンス値と電流の関係

PCC_インダクタンス値と電流の関係のグラフ

2.低損失で電源の高効率化が可能で、ECUの増加や制御数の増加への対応に貢献、
熱などの回路設計が容易

PCC_周波数と損失の関係

PCC_周波数と損失の関係のグラフ

3.金属磁性材による一体構造により、高信頼性の回路設計が容易:
車載ECUの厳しい環境下に最適
優れた耐熱性、耐振動性により、ECUの厳しい環境下に最適
( 耐熱性:150°C/2000h、耐振動性:5Hz~2kHz/30G )

PCCイメージで電源回路の高信頼設計の為のポイント

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要素技術

業界トップレベルの「高信頼性」を実現できる独自技術

PCCの分解図

  フェライトタイプ構造 当社 製品構造
構造 接着組立構造断面図

接着組立構造

一体成型構造断面図

一体成型構造

エアーGAP GAPあり GAPなし
  1. 金属磁性材料(メタルコンポジット材料)
    高い飽和磁束密度と高周波低損失特性を持つ磁性材開発
  2. 巻線成型コイル
    小型、高インダクタンス達成のための巻線成型コイル
  3. 一体成型構造
    耐振動を達成するため金属磁性材料と巻線コイルの一体成型構造
  4. 端子構造
    1. 実装時のPbフリー半田フィレット部のクラック抑制のための端子の裏側とコアの間に設けた応力緩和の隙間構造
    2. 高信頼性を達成するためのコア内部から銅線を直接引き出した独自の接合レス端子構造

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AEC-Q200 準拠

当社MCコアタイプは,-40°C~150°C/2000cyc,150°C/2000hの信頼性を保証

信頼性試験項目(車載標準)
項目 試験条件 評価時間
熱衝撃試験 -40°C (10min) ~ +150°C(10min) 2000サイクル
振動試験 10G (5Hz ~ 2kHz) XYZ方向
(各4時間)
30G(5Hz ~ 2kHz)
耐熱試験 150°C 2000時間
高温寿命試験 150°C,DC定格電流
耐湿試験 85°C, 85%RH 2000時間
湿中寿命試験 85°C,85%RH,DC定格電流
耐寒試験 -40°C 2000時間
  • 基板実装状態での半田クラックについても評価する(特に熱衝撃試験)
  • 前処理条件 :85±2°C,85%RH,168h 後、リフロ-エージング3回

振動条件・リフロー条件などはお客様条件にあわせ個別対応可能

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使用例

車載PCCとは:ECUの電源回路のDC/DCコンバータ部、フィルタ部に使用されるパワーインダクタ

車載における使用例

各サイズの位置付けと採用アプリケーション

各サイズの位置付けと採用アプリケーションの図

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